
配達でお客様のオフィスなどに伺う場合、バイク便ライダーはシバシバぞんざいな扱いを受けることがある。
もちろん、ねぎらいの言葉をかけてくれて、人として対等に扱ってくれるお客様もたくさん居るのだが、いつもそうだとは限らないうえ、こちらはお客様を選ぶことは出来ない。
でも、チョットした接客のコツを掴むと、ぞんざいな扱いを受ける確率を減らすことが可能だ。
まず、自分がお客様の立場だったらというのを考えてみれば、どんなヤツだったら、オフィスに入ってきてもウザッたくないだろうか?と自問してみよう。
また、「なんか知らないけど、なんとなくイジワルしたくなるヤツ」の人間像を思い浮かべてみよう。
要は、そんな人間像の対局にあるキャラクターを演じることである。
演じると言っても、なにも役者なみの演技をする必要はない。
接客の間だけ快活なキャラクターを演じるには、ちょっとしたポイントを押さえるだけで十分だ。
私の経験から、なんかオドオドと自信なさげにオフィスに入っていって、所在なげにしていると、全員からシカトされるということは多かったが、逆に「失礼します。バイク便の○○です。□□様のご依頼でお荷物の引取に参りました」と声をかけて、無視されることは少なかったように思う。
また、声のトーンと、顔の表情は重要である。
同じセリフを言うのでも、張りのない沈んだトーンで言うセリフと、決して大声というワケではないんだが、よく通る声でハッキリと発音したセリフでは、明らかに相手の反応が違う。
また、伏し目がちで、殆ど相手の顔を見ずに話す人間も好感は持たれにくいだろう。
適切な表現ではないかも知れないが、そうゆうキャラクターを演じて接することで、
相手にナメられないという効果があるように思う。
なんというか「コッチは貴方を1人の人間として、真っ当に扱っていますよ。貴方は私をどう扱ってくれますか?」という、見えないプレッシャーをかけることになっているのかも知れないと思うときもあるが、実際はわからない。
ただ、このように快活で明るいキャラクターで客先にお伺いしたときは、お客様もコチラに対して、一定の敬意を保って接してくれる場合が多い。
要は自分が相手に発信していることが、そのまま自分に返ってくるのだ。
真っ当に扱って欲しければ、まず自分が、相手を1人の人間として真っ当に扱っているのか、今一度振り返ってみると良いだろう。
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