
バイク便会社それぞれによって、色々な規定はあるかと思うが、バイク便ライダーの報酬は通常、歩合制だ。その場合、個人所有のバイクを持ち込み、ガソリン代や消耗部品等の経費諸々も自分持ちとなるケースが殆どだと思う。
バイク便会社から見た、バイク便ライダーというのは、下請けの委託業者というのが、その関係の本質だ。普段は、あまりこれを意識せずに【ともに働く仲間】的な関係を表面上は装っていたりはするが、ひとたび、ライダーが問題を起こしたり、事故った時の労災云々の話が浮上したときに、その関係の本質が浮き彫りになる。
最初から【時給いくらのバイト】として雇われているのであれば良いが、そうでない場合は、基本的にバイク便ライダーは自営業者だという意識を持ちたい。だから、自分が所属している会社は、言ってみれば、そのライダーのお客様であって、表面上の仲間ごっこに安心して、いつも仕事が貰えるのが当たり前だなどと思っているのは勘違いも甚だしい。
ただ、そうは言っても、ほぼ毎日、顔を合わせて同じ職場で仕事をしている仲間だから、当然シンパシーも芽生えてくるし、何かあれば助けてくれる場合もあるとは思う。
ただ、いつもそうだとは限らない・・・ということは肝に命じておこう。バイク便ライダーは1人親方の個人事業者だ。だからこそ、全ての責任を自分でとる必要がある。
一旦、与えられた仕事は、自分の責任において配送を完遂するのが本当である。
配達途中で「バイクが壊れました」だの「事故りました」「転びました」という電話をして、所属会社の配車担当者に配送の後始末の為の手配をさせるのは本来は筋違いなのだ。
自分の責任で請け負った仕事なのだから、バイクが壊れたのなら、タクシーを拾ってでも、配達を完了させるくらいの責任感をもつのが本当である。仮に、自分が直接、お客様から受注した仕事だったら、そうするのではないだろうか?あるいは、必死になって代理の配送業者を手配するのではないだろうか?
しかし、会社全体の仕事の進め方を考えたときに、代理のライダーを手配したり、配送不能に陥ったライダーの復旧を手助けする方が得策だから(あるいは仕方ないから)そうして貰っているに過ぎない。
自分自身が【経営者】だという自覚があれば(本当は)自分の直接の顧客である所属会社に助けて貰おうなどと言う考えは 甘え 以外のナニモノでもないということに気付くはずだ。
【サイト内の現在位置】
【Top】→ 【心構え】→ 【甘えるな! バイク便ライダーは1人1人が社長で社員】